自然治癒力

リサエネおじさんのつぶやき

人間がケガをして擦りむけば、血液中の血小板が集まってきて、血管の破れた部分をふさぐ(止血) 損傷個所にバイ菌が入れば、白血球が攻撃をして体内への侵入を防ぐ(免疫力)そして、線維芽細胞が傷口の修復し、表皮細胞が皮膚の表面を覆ってきれいになる。このように自然に治る事を自然治癒力といわれてます。

ここでは、人間の自然治癒力ではなく、地球の自然が持つ自然治癒力を考えたい

地球を傷つけてきた人間

以前もコメントしたように、人間は経済活動を優先し地球の恵みを様々な形で利用してきた。特に産業革命以降は温室効果ガスを出し続け大気に傷をつけ、汚染水やごみの流失で母なる海を傷つけ、開発や防災により陸地に傷つけてきた。

一つ例を挙げるとブラジルのアマゾン川流域の森林累計消失面積は、日本の国土面積の1.1倍に相当する42万㎢、消失率は8.4%に達したとのこと(〜2018年) 伐採後の土地には大規模農場をつくり、主に大豆を栽培している。2022年11月15日に80億人に達した人間の食料を支える為

傷口が深く大きくならないような取り組みがカーボンフリー、SDGsでしょうが…

日本の傷は

戦後、焼け野原となった日本は凄まじい勢いで開発が進み、その陰で地球に大きな傷を負わせてきた。高度成長期の大気汚染、水質汚染、排気ガス…いわゆる公害。

これは、人間の知恵で、膜処理や触媒技術の開発により新たな傷口が広がらないように抑え込んでいる

一方、土地に目を向けると、農地、宅地、商業地、工業地…様々な種目で区分され傷口を糸で縫い合わせ維持している。ただし、豪雨災害や地震など自然の猛威にさらされ、傷口が広がってしまうのも度々。コンクリートで護岸を固め、砂防ダムをつくり防潮堤・防波堤で海岸線を覆う。また、想定外な災害に見舞われ、更に強固に作り直す。多額の資金を投じて!

前述で指摘した、メガソーラーも傷口が広がらなよう対策と将来の回収をしっかりと責任を取ってもらいたい。国民の税金を投入して回収とならないよう発電事業者は肝に銘じてもらいたい。

お金を掛ける先を

世界不平等研究所(本部・パリ)が発表した。世界の上位1%の超富裕層の資産は2021年、世界全体の個人資産の37.8%を占め、下位50%の資産は全体の2%にとどまった。この超富裕層が得た利益は、これまで述べてきたように、地球に犠牲を払い得たものも少なからず有ると考えます。

地球の自然治癒力に力(お金)を使ってもらえませんか?

砂漠の緑化、森林火災後の植林、海洋汚染物質の回収、多額の資金を投じ各地域で行えば雇用の創出、貧困問題解決、食料事情の改善そして、大幅な温室効果ガス削減に貢献するのではないでしょうか。病んでる地球に自然治癒力を促進させるエネルギーを与えていただきたい。

チーム地球

インドのナレンドラ・モディ首相は9月7日開催のインドサミットに際し、「世界は一つの家族である」 「一つの地球」という言葉を新聞社に投稿している。このところの、異常気象、各地の豪雨、ハリケーン災害、乾燥による大規模な火災、地球からのしっぺ返しといえる現象、そして戦争。一つの家族として、チーム地球として難局を乗り越えなけれならない。戦争をしてる場合じゃない!ミサイル実験をしてる場合ではない!軍事費に多額の税金を使ってる場合じゃない!そんな思いが有るような気がします

一刻も早く、チーム地球で環境を改善する自然治癒力にエネルギーを注がなければならない

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